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宿泊予約ポータルサイトと自社サイトの予約・売上の関係
(宿泊予約ポータルサイトと自社サイトの予約・売上の関係図)
まず、インターネットで宿泊プラン(旅館・ホテル)を探すとき、じゃらんnetや楽天トラベル、るるぶトラベルなどの宿泊予約ポータルサイトを利用する方が多くいます。
そして、宿泊プラン(旅館・ホテル)を探す方法のうち、「地図から探す」ユーザーの割合は約3分の1と言われています。
(他には、日付から検索したり、条件を絞り込んで検索したり、特集ページから探したり…)
また、検索結果ページは複数ページにわたることが多くあります。
あるサイトでは、
1ページ目に掲載されるプラン数は、上位1~30位
2ページ目は、31位~60位…、と続きます。
検索結果1ページ目のアクセス数を100としたとき、
2ページ目のアクセス数は約50、
3ページ目のアクセス数は約20程度だと思ってください。
さらに、検索結果ページから宿泊プラン詳細ページへのアクセス数はというと…、
検索結果1ページ目に表示された宿泊プラン1プランにつき平均で100としたとき、
2ページ目に表示された宿泊プランのアクセス数は約20、
3ページ目に表示された宿泊プランのアクセス数は約10程度。
検索結果ページの何ページ目に表示されるかによって、宿泊プランのアクセス数は大きく変わります。
検索結果1ページ目に表示されることが非常に大事であることが分かると思います。
(もちろん、1ページ目の1番目と30番目でもプラン詳細ページのアクセス数は違います)
では、その重要な検索結果の表示順位は?
表示順位を決める条件の一つに、(あるサイトの場合、)過去1ヶ月の『売上』という項目があります。
そこで、あるユーザーの予約までの流れを考えてみましょう。
(この記事の上部にある画像を参照してください)
【検索a】 じゃらんnetで条件を指定して検索
↓ (条件に当てはまるプランが200件)
【閲覧a】 検索結果1ページ目(30プラン)の中から気になるプラン10つの詳細ページを閲覧
↓
【検索b】 その中からさらに興味を持った旅館のホームページを検索
↓
【閲覧c】 旅館のホームページで施設の詳細を閲覧
↓
【予約a】 じゃらんnetの宿泊詳細ページに戻って予約
ここで大事なのが、最後の【予約a】です。
この予約(=売上)実績が、宿泊予約ポータルサイトの検索結果ページの表示順に影響します。
【予約・売上a】UP ⇒ 【検索結果上位表示】 ⇒ 【予約・売上a】UP
結果として、【予約・売上c】もUPします。
ホームページの閲覧者を増やす方法をいくつか挙げてきましたが、売上コストやアクセス数(費用対効果)を考え、何が一番利益に結びつくか考えてみる必要があります。
宿泊予約ポータルサイトでの、予約・売上UPを積極的に行うことも考えてみてはいかがでしょうか。