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旅館のインターネット売上UPのためのマーケティングブログ

宿泊施設のインターネット販売サポートを主な仕事としてきましたが、最近ではいろいろな活動を行うようになってきました。 プライベートを交えながら、ビジネスの役に立つ情報もお伝えするブログです。 楽しんで読んでいただき、少しでも参考になることを見つけていただけると幸いです。

とりあえずその他

『母の席に座ってください』

『母の席に座ってください』 ~空~
~まえがき~

昨日は、20時に寝た。

…目覚ましが鳴った。。

…時計を見たら7時だった。。。

寝過ぎて体が痛い…(>_<)。

で、たまたま、まっさんの記事を読んだ。

そうだ!また、まっさんが眠れないときのために…。

ずっと前に下書きにしたままだった記事、載せちゃおっ!!





母の席に座ってください



よくご存知のお話だと思いますが、まだ知らない人もいるようなので、ここに掲載させていただきます。

読むなら、ハンカチ用意していおいてねっ。
涙腺弱い人はバスタオルを用意しておきましょう(^_^;)。



その先生が五年生の担任になった時、 一人、服装が不潔でだらしなく、

どうしても好きになれない少年がいた。



中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。



ある日、少年の、一年生からの記録が目に留まった。


「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。 勉強もよくでき、将来が楽しみ」

とある。


・・・間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。


二年生になると、

「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」

と書かれていた。

三年生では

「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」

後半の記録には

「母親が死亡。希望を失い、悲しんでいる」

とあり、四年生になると

「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、 子供に暴力をふるう」



・・・・先生の胸に激しい痛みが走った。



ダメと決めつけていた子が突然、 深い悲しみを生き抜いている生身の人間として 自分の前に立ち現れてきたのだ。



放課後、先生は少年に声をかけた。

「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?分からないところは教えてあげるから」

少年は初めて笑顔を見せた。


それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。

授業で少年が初めて手をあげた時、先生に大きな喜びがわき起こった。

少年は自信を持ち始めていた。




クリスマスの午後だった。

少年が小さな包みを先生の胸に押しつけてきた。


あとで開けてみると、香水の瓶だった。

亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。


先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。

雑然とした部屋で独り本を読んでいた少年は、 気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。


「ああ、お母さんの匂い!
 今日はすてきなクリスマスだ」




六年生では先生は少年の担任ではなくなった。




卒業の時、先生に少年から一枚のカードが届いた。


「先生は僕のお母さんのようです。
 そして、今まで出会った中で一番すばらしい先生でした」




それから六年。

またカードが届いた。


「明日は高校の卒業式です。
 僕は五年生まで先生に担任してもらって、とても幸せでした。
 おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」




十年を経て、またカードがきた。

そこには先生と出会えたことへの感謝と
父親に叩かれた経験があるから患者の痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。


「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。
 あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、
 神様のように感じます。

 大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、
 五年生の時に担任してくださった先生です」




そして一年。




届いたカードは結婚式の招待状だった。




そこには、








母の席に座ってください









と一行、書き添えられていた。



出典:月刊「致知」2005年12月号(致知出版社刊)





みなさんを泣かせるために書いたわけではないですよ~。

わたくし、この文章から、いくつかのことを感じ、想い、考えさせられましたです。

みなさんはどんなことを感じ、想い、考えさせられたでしょうか?



たまにこういう記事を書くのって、なんか照れるっす(^^ゞ。

ってか、イーラパークって、こういう記事を書いてもよかったのかなぁ…。

では、おやすみなさ~い。
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この記事へのコメント
朝からうるうる。。。

人を見た目で判断してはいけないですね

みんな色んな痛みを抱えながら生きてるんですね

真心で接すれば 真心が返ってくる・・・
Posted by katochan at 2008年09月05日 06:45
しるばさま~(^。^)

そろそろ お式の参列者選び開始かしら~^^; 
Posted by あびあび at 2008年09月05日 07:23
イーラパークってどんな記事を書けばいいのですか?
Posted by リバーフジ at 2008年09月05日 07:23
こういう記事僕的には大好きです!
Posted by 大工天 at 2008年09月05日 22:04
感動しました。

Mrシルバらしからぬ・・・あっ失礼(笑)
Posted by 工房ike at 2008年09月05日 22:19
ひとりの人に大きな影響を与えた感動の話しですね。

しるばさん お式の時 母の席に座りましょうか?
Posted by FPひまわりFPひまわり at 2008年09月05日 22:37
僕は父の席に・・・
Posted by 工房ike at 2008年09月06日 07:40
いいお話です。お医者さんになっても
先生への感謝の気持ちを、もち続けて、、、
立派なお医者さんになったんですね~~。
Posted by キャンディーキャンディー at 2008年09月06日 14:28
なにげなく ここに飛び込みました

こんな 事が書かれているとは

もう少し早く気が付けば よかったな
Posted by やまめ at 2008年10月08日 05:02
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川口直志(a.k.a. しるば)
有限会社ブレインチャイルド

 ・IT事業部(旅館活性化サポート)

 ・イーラ・パーク運営事務局

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『母の席に座ってください』
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