お客様の期待値とクチコミ評価

川口直志(a.k.a. しるば)

2012年08月22日 23:59

『最近予約が減ってきたんだよなぁ…。』

その旅館さんの素晴らしいホームページには、旅館の魅力がいっぱい!
そして宿泊プランには、おいしそうなお料理の写真が掲載されています。

『ホームページも1年前にリニューアルして、その時は予約がたくさん入ったんだけど…。』

確かに、ホームページや宿泊プランページだけ見ると、その旅館やプランの魅力が掲載せれているし、興味をそそるコピーがステキな想像をさせてくれます。

しかし、じゃらんnetや楽天トラベルなどの「クチコミ」を見ると、3点台…。


こういうことが考えられます。
↓↓↓↓

お客様がその旅館の情報を入手。

『この旅館のこのプラン、いいなぁ』

期待いっぱいで予約。

ご宿泊

確かにホームページの情報やプランの内容に間違いはない。

しかし、ホームページやプランに謳っていない点についてプラスになる材料はない。

したがって、クチコミは平均点。


それ以下ではないが、それ以上でもない。


…ならいいが、

『なんだこんなものか』と思われたのなら、クチコミは平均点以下になる可能性も…。


予約をとるために、興味をそそられる魅力的な情報を掲載するのは大事なことですが、

必要以上に飾らないようにしたいものですね。

もっと大事なのは、ホームページやプラン内容に謳っていない魅力・ホスピタリティが、

クチコミを上げるために必要であることは言うまでもないですね。

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