お仕事
(小ネタ)京間と江戸間
関東の方が、京都や大阪、山口などの旅館に泊まった時に、
『お部屋広いね』と感じることがあります。
関東と関西、同じ12畳でも広さが違います。
江戸時代までは、地域によって長さの基準がバラバラだったそうです。
関西より西、京間の畳サイズは95.5×191センチ
滋賀の大津間の畳サイズは92×185センチ
中京間の畳サイズは91×182センチ
江戸間の畳サイズは88×176センチ
江戸間の12畳は、京間の10畳とほぼ同じ広さ。
畳2畳分も違うのです。
最近では、団地用の畳サイズもあるそうで、こちらはさらに小さい。
伊豆で京間サイズのお部屋を持っている旅館さん、10畳間で案内していますが、
他のお宿の12畳間と同じ広さなんですね。
ホームページや、じゃらんnet、楽天トラベルで、お部屋の広さがかかれていますが、
それだけでは本当の広さを判断してもらうことができないのはちょっと残念ですね。